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雑記「Don't call me, Henry」
 
ユートピアへの鍵
「誰かに来てもらいたくなる」部屋を作るためには、
まずはベッドにこだわるべきだ、というのが私の持論です。
というのも、長い間部屋の中で談話したり、遊戯に興じるならば、
座り心地の良い場所を提供することは、至極当然の礼儀と言えるからです。

広い部屋ならば、少しばかり上等なソファとクッションを揃えれば良いのですが、
狭い空間の好きな私の部屋に、それらのインテリアを置くと、
座る場所が確保される反面、足の踏み場が無くなってしまうのです。
(これならソファを置かずに、床に絨毯を敷いて座れば同じことだろう!という具合)
私にとって、ベッドは心地よい安眠の場所であるのとともに、
最適なベンチでなくてはならないのです。

それゆえに、私が、まず部屋を模様替えするときに真っ先に重要視すべきだと思うのは、
「ベッドだ!」という結論に至るわけなのですが。
このベッドの型にも色々持論がありまして、
ソファベッドだと、眠る際に関節部分の隙間が気になって眠りにくくなりますし、
ロフトベッドだと、ベッドに腰を掛けると床に座った相手と、
見下ろす&見上げるという姿勢が、居心地を悪くしてしまうかもしれません。
結局、最終的に行き着くのは、やっぱり普通のベッドなのです。

さらに、サイズがシングルであろうとキングサイズであろうと、
高さ40~50cmがベストな形と言える条件だと思っています。
あまりに低すぎると、ベッドの上に座ったお客様は、
足を投げ出すか、完全にベッドの上にあぐらをかくか、しなくてはなりません。
(寝転ぶなんて、ねぇ……無作法な)
逆に高すぎると、さきほどのロフトベッドのような状態になってしまうでしょう。
ゆえに、ちょうど椅子に座るのと同じ感覚で、
足が床にちょうどつくかつかないか、ぐらいの高さのベッドが一番だと思うのです。

また、それらのベッドに加えて、ムーディなシーツや
お洒落で実用的なサイドテーブルがあると、なお良いですね。
会話のテンポや雰囲気作りを、手伝ってくれそうです。

……ということを考えながら、新生活を始めるわけでもないのに、
「Loft」が展開している“新生活応援!”フェアに乗じて、
「ロフトオリジナル ルナベッド」を買いました。
高さは46cm(!)。
なかなか心地よい弾力感が、ちょうど良い感じで安らかな眠りをサポートしてくれそうです。

ただ、マットが黄色(これがルナベッドたる理由?)というのが、何とも……。
広告には“どんな部屋にもぴったりのシンプルなデザイン”とありましたが、
色彩学的にイエローは、人に元気を与える色なのだそうです。
「落ち込んだとき、元気になれる部屋!」作りを勧めているのでしょうか?
それとも、イエローは“Loft”の愛用カラーだからなのでしょうか?
(ボックスシートが薄いと、マットの色が透けて出てきます。)
どちらにせよ、原色の黄色の色彩は強すぎる気がするのです。
いくら元気になれるとはいえ、一人暮らしを始める男の子も女の子も、
黄色い部屋に住みたいかと言えば、いかがなものでしょう?と、思わずにいられないのです。

ベッドは、若い男女が、いつもより少しだけ親密になれる場所。
黄色にムードを求めるのは、酷な気がします。
ということを考えながら、インターネットでLoftのホームページをチェックすると、
ちゃんとファブリックの広告も同じページにありました。

いやはや、何とも。

*
[ ロフトオリジナル ルナベッド/Loft ]
http://www.loft.co.jp/seasonaly/050215/index.htm
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by katefactory | 2005-02-19 23:30 | 雑貨
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