以前の記事
カテゴリ
ライフログ
お気に入りブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
最近は読書週間になっています。
安部和重氏の「グランド・フィナーレ」に始まり、 嶽本のばら氏の作品をいくつか読み終えました。 * ここ最近読んだ本の中でも、 嶽本のばら氏の小説集「エミリー」はかなり素敵な仕上がりで、ヒット。 嶽本のばら氏の描く主人公は、 いつも“美しいホールデン(ホールデン=「ライ麦畑でつかまえて」の主人公”と 思ってしまうような、アウトサイダーゆえに輝く少年少女が魅力的。 幻想的で、徹底的に孤独を美しいものに変換する能力に優れているのです。 「エミリー」の主人公エミリーもその一人です。 エッセイ集「それいぬ-正しい乙女になるために-」も、 「もし私が無人島に一冊だけ本を持っていけるなら?」という質問に、 即座に選んでしまいそうなほど、こよなく愛している作品です。 こちらも合わせて、ぜひ読んでみてはいかがでしょう? * そうそう。新刊「下妻物語・完」も、今日購入してきました。 音楽も映画も文学も、私はほとんど作家で選ぶことはありません。 今まで音楽で選んだのは、椎名林檎。 文学で、全作品を愛読したのは嶽本のばら氏だけだったり。
by katefactory
| 2005-06-23 23:47
| 小説・文庫本など
|
ファン申請 |
||